母たる黒き混沌に抱かれ
  父たる青き太虚に導かれる
  緑子たる君

  それは稚き吾子の如く

  その白さ
  その瑞々しさ
  その滑らかさ

  純然たるは穢れ無き乙女の如く

  渦巻く朱き欲望にも
  染まりて染まらず
  さりとて絶やすわけでもなく

  その存在は野に下りし賢者の如く

  廻る運命の
  互いに手を取りあいて
  黄昏
  その先に映る至高の燈






後書き

アジヲ様から頂きました、大根に捧げる詞でしたvv
素晴らしいですっ!!
ってかその文才私に下さい!!というぐらいに衝撃を受けました!!
因みに、私は小学校で俳句や短歌作りの授業ではいつも涙を飲んでました(笑)

また、アジヲ様からこの詞に関するイメージも頂きましたvv


第一聯は種蒔から葉が青々と茂る様を、
第二聯は白くむっちりした大根を、
第三聯は薬草(漢方)としての大根を、
最後はさぁ我が家へ帰ろう、晩ご飯は鍋がいいなぁ(笑)


どうしたらそんなに素敵な詞が書けるのか?!
アジオ様、どうもありがとうございましたvv



戻る