世界観 凪国版

試験的に掲載してみました。
この情報欲しい、ここがわかりにくいというのがありましたら、教えて下さると嬉しいですvv全部に対応出来るか分りませんが、精一杯努力させて頂きます。

凪国(なぎこく)
 首都 白凪(はくさ)
 世界 神々が住まう天界十三世界が一つ――『炎水界』
 建国年数 本編開始時、建国300年経・暗黒大戦からも300年経過
 人口 5億5000万人
 種族 神族81% 半神19% 男女比:6:4
容姿は基本、青系と赤系の髪と瞳を持つ者が多いが、例外も他国に比べて多く、炎水界では珍しい髪や瞳の色を持つ者達も一部居る。
 政治 絶対王政
 統治者 現国王 凪 萩波(建国者) 
現王妃 凪 果竪
 服装 仙人界の影響を受け、重ね着で、裾と袖が長い中華系の服。
しかし、王宮の者達は動きやすいように、庶民の服に毛が生えた様な服装。
庶民の服も貴族の服と基本構造は一緒だが、軽量化に努めており、男性の場合は下衣はズボンタイプが多い。
 文明  機械と神力が上手く調和した文明。
人間界の科学技術が多く取り入れられており、人間界の二十一世紀レベルでの電化製品が流通している。しかし、動力源は宝珠の欠片の一部が使われている。
 産業 炎水界経済の中心の一柱を担う。
鉱物、宝石などの産地として知られ、その採掘、輸出で一部の国民が経済的に潤っている。それに伴う加工業の類もあわせて、炎水界一とされる。
 交通機関 船(帆船、珠船)、車、馬車、列車(各国を繋ぐ大陸鉄道) 
 地形 北と南が大海で挟まれており、東西の国境付近は急峻な山岳に囲まれている。幾つもの資源豊かな鉱山が有り、北部には南北に連なる山脈がある。
南部には熱帯雨林、中央部には平野が広がるが、王都の付近
には広大な森林と山脈が連なり、天然の要塞と化している。王都付近は小高い丘と平地からなり、
国土の中央には大河が流れ、その支流が国内に広がっている。
平地と森林の割合は半々。水源が非常に多い。
 気候 温暖な気候で、四季を持つ。
北部は夏でも冷夏になりやすく、冬になると豪雪地帯になり、雪害が多い。
逆に南は夏になると猛暑が多い。王都に近いほど、気候は穏やかで過ごしやすい。
地方政治 中央の王都を中心に、東西南北に分かれた四大州があり、そこから更にそれぞれ八つの州ごとに分かれている。中央を除けば、合計三十二州から国がなっている。
それぞれの州は領主による支配体制があり、更に東西南北の領主達を纏める四人の長が選ばれる。

基本的に、その四人の長の上に王が君臨している。
 通貨 円 
  概要 暗黒大戦後、新世紀1年に炎水界にて建国された大国。領土の広さは、炎水界でも上から五指に入る。
水と風を司る国の一つであり、国名である『凪』を操る事が出来る為、主に海に対する支配が強い。また、水を司る国内では上位に入る。世界政治の中心を担うことが多いが、国際会議では影響力を考え、基本は司会進行に廻るなどして、積極的に発言はしない。
現在は賢君と名高い建国王である現王と有能な上層部により、栄華と繁栄街道を爆走している。
同じく大国である津国とは王同士が仲が良いのと、王妃同士が従姉妹である為、強力な同盟が結ばれている。
また、津国とあわせて美男美女が他国よりも多い二大大国と呼ばれ、狙われている(←誰に?!)
有能な者達が多く揃い、外面も大変良いが、上層部の正体を知る者達は変態と鬼畜の巣窟ならぬ魔窟、と王宮を称する。
国民の気質は基本的には穏やかで素朴、厭戦を越え、基本的反戦主義な者達が多い。しかし攻め込まれたらきちんと倍返しは行う。困っている相手が居たり、旅行者は率先して面倒を見に行くなど面倒見がとても良い。
貴族達など特権階級は、全体の三割弱が救いようのないほどの選民主義者。六割は生まれや育ち関係なく、国のために尽くす事を考える者達で、残り一割は事なかれ主義、傍観主義、又は中立派と言われている。
しかし、現在は王側もとい国に尽くす六割に傾いている為、選民主義者の貴族達との間で水面下による激しい戦いが行われている。また、中立派の間でも色々と利益などを始めとして争いが起こっている。


凪国王宮各部署・長官 
 名前 読み方  備考(役割・内容・意味)  現在の長 所属・配下
おう  国の長。  凪 萩波  
きさき  王とは、正式な婚姻関係のある妻。最高位は王妃又は皇后。
皇后は王と同格。有事には王の権を一時預かる。
 凪 果竪  
めかけ 王とは、正式な婚姻関係にない妻又は恋人。最高位は寵姫、次位は愛妾。 玉英  
宰相 さいしょう 皇帝の政治関係の執務を取り締まる長。有事には王の権を一時預かる。 明睡  
海影 かいえい
王の影で、隠密行動が主体。存在は秘匿のものとされ、王と上層部しか知らない。裏の仕事担当。現王時では、影は50~100名ほど常在している。
茨戯 葵花
暗行御史 あんこうぎょし 地方官の監察を秘密裏に行う国王直属の官吏。正確な人数は不明。     
      軍部     
凪国国軍 なぎこくこくぐん 四つの軍からなる王国軍。多くの猛将、勇将が揃っている。
大将軍以下、赤、黒、碧、青の名を冠する四人の将軍兼補佐が居る。
 
 特異 とくい  軍部の中でも、特殊な任務に就く者達。門番もこれに入る。    右近、左近
近衛軍 このえぐん  王と王妃を守る親衛隊の長。男性と女性一人ずつ居る。大将軍指揮下に入らない。    
参謀(戦略) さんぼう/
せんりゃく
戦的策略・政治的策略立案者。有事以外は姿を見せない。行政部にも属する。    
      行政部     
書記省  しょきしょう  会議などの記録係専属と、各部門専属に分かれており、専用の棟はない。 朱詩 玲珠、(柳)
情報省 じょうほうしょう 国の情報を一手に引き受ける。影と協力関係にある。因みに、副官は二人おり、就任すると同時に下女頭と下男頭に就任する。     
医薬省 いやくしょう 国の医療部門担当。薬、医療技術の開発を担う。     
外務省 がいむしょう  他国との交渉を一手に引き受ける。    
刑吏省 けいりしょう 犯罪に関する刑罰などを担当する。    
文部省 もんぶしょう  教育、文化、学術を担当する。    
科学省 かがくしょう 科学、又は神力などを組み合わせた技術の開発の担当。    
財務省 ざいむしょう  国の財政担当で、予算の鬼。    小梅(故人)
山水省 さんすいしょう 治山治水・河川、公共事業及び労働に関する事を担当。    
司列省 しれつしょう  文官の任免・評定・異動などの人事を担当。    
事務省 じむしょう 雑務担当。基本的に何でもする。また、人数が足りない時に各部署への助っ人要員部門でもある。    
育成省 いくせいしょう  妊産婦、子供、戦争孤児、戦争被害者などへの援助、援助関係だけに特化する事案を担当。    
    特別省     
 ???   神力に関する省。何をしているかは不明。    
      内政部     
内侍省 ないじしょう 侍女、女官の統括部門。
侍女:後宮、主に王の妃の世話を担う。公の場よりは、内部で活躍する。

女官:王宮と後宮の繋ぎ役であり、主に公の場で活躍する。
侍女長:明燐
女官長:
 侍女:涼雪
外侍省 がいじしょう 侍従の統括部門。後宮、主に王の世話をする。     
雑下省 ざっかしょう 接客、外部者の身の回りの世話、炊事、掃除など水回り仕事をする者達の統括部門。
下女、下男:官吏達の炊事や掃除などを行い水回り担当。
上女:接客や、貴族夫人、令嬢の身の回りの世話に関わる。
上男:接客や、貴族、令息の身の回りの世話に関わる。
下女頭:
下男頭:
上女頭:
上男頭:
下女:美琳



軍の編成体系
軍の構成 
凪国の軍は、大きく三つに分けられる。王国軍、州軍、私軍
王国軍
    凪国国軍四軍と王都三軍を合わせて王国軍という。統帥権はいずれも王にある。
     
しかし、動かすには厄介な手続きがあり、その手続きを短縮化出来るのは、他国から攻められた、反乱により多くの犠牲が出る、天災、空間の不安定化など有事の中でも即座に対処する必要がある時だせけに限る。
凪国国軍
王直属の軍。国で一番の猛将、勇将が集まった精鋭部隊。力だけでなく、総合的な面で判断される。
    数は最高70万だが、全員が揃う事は滅多にないうえに、各州に駐在軍、また他国への駐在軍、他世界(他の十二王家が統治する世界)での任務として王都を離れている為、実質は10万居るか居ないか。
王都三軍
王都の警備の為の軍。警察機能も有する。基本的に、有事の際には王都と王宮の警備にあたる為、殆ど動かされる事はない。攻めよりも守りに特化した将達が多く存在する。また、半数が民に紛れて、副職(商売など)をしている事が多い。数は30万。

※近衛軍

    王と王妃を守る事を最優先とする軍。数は100名ほど。半数は武官だが、残り半数は本業である別の官位の仕事をしている。
 州軍
    各州の領主が持つ軍。主に、領内の警備、国境の警備の任に当たる。
    数は多くて2万、少なくて1000~2000。州の広さや州力によって差がある。統帥権は領主にある。
私軍
    
貴族が持つ私兵。数は多くて200までで、それ以上は罰せられる。統帥権は当然、貴族にある。





官位   正式に婚姻を結んでいる妃 関係者  婚姻を結んでいない妻  関係者
   王妃/皇后  果竪  寵姫  玉英
  貴妃 、淑妃、徳妃、賢妃    愛妾  
  昭儀、昭容、昭媛、修儀、修容、修媛、充儀、充容、充媛    妾  
  婕妤、美人、才人      
  宝林、御女、采女      



凪国王宮内施設一覧
王宮建物の位置関係
最深側  最深→本宮→内宮→外宮→外来宮→正門 王宮の外

内宮(ないぐう)~執務、軍部に関係する建物全般を指す。 また、王宮の内部よりにあるという場所に由来する。
外宮(そとみや)~執務、軍部に直接関係ない建物全般を指す。また、王宮内で内宮の外側に位置する場所に由来する。
最深(さいしん)~その名の通り、王宮の最深部に存在する。別名、生きていたければ立ち入ってはならない場所(上層部以外の者達の言葉)。
外来宮(がいらいきゅう)~ 一番正門に近い場所――王宮の敷地内の中で外側にある。一般神立ち入り可能な場所で、積極的に解放されている。
  
 内宮  名前 読み方   機能
本宮/本殿  ほんぐう/ほんでん 執務関係が行われる宮の中でも、中枢を指す。王や宰相の執務室、また部署とは別に各長官のもう一つの執務室も存在する。因みに、本宮は内宮の中央に位置する。
雑用殿 ざつようでん  事務省の本拠地。本来の名前は違うが、主に雑用をする為に雑用殿と呼ばれている。基本的に官吏はどこの部署だろうと助っ人として呼ばれる恐れがある為、基本は何でも出来る者達が多い。また、新人の大半は最初に此処に飛ばされると言われている。
仕事は厳しいが、アフターケアは他の省よりも手厚いとされる。
備品を壊されると、笑顔で始末書を片手に現れるので、他の官吏達から「ストーカー官吏」とありがたくもないお言葉を頂いている。
事務省官吏「誰がストーカーよ!!あ、そこ、手荒に扱うな壊れたらどうすんのよ!!国民の血税無駄遣いすんなあぁ!!」
育成殿 いくせいでん  育成省の本拠地。孤児院、乳児院、未婚の母、未亡人、負傷などにより働けなくなった者への支援施設なども管理。また、戦災孤児の救済の為、半数は日々各地を駆け回っているとされる。予算のために、よく財務殿と対立する。仕事柄、女性官吏の方が多い。
育成省官吏「国の発展には男だけでなく、女子供達の力は欠かせませんから」 
 司位殿 しいでん   司列省の本拠地。人事の季節になると、賄賂で宮が一杯になり、焼却炉に運ぶ、又は売り飛ばす、突っ返すという作業で徹夜させられる官吏が多い。その為、その季節は凶暴化する官吏が続出するという。
司列官吏「賄賂……はっ!俺の睡眠時間、いや、妻とのラブラブ時間を返せえ!」
 文部殿 もんぶでん  文部省の本拠地。官吏達の特徴としては、教えるのが上手い者達く面倒見が多い者達が多い。凪国中にある学校と、教師達の管理も行っており、教師達の心のカウンセリングも担当している。
文部長官「誰もが平等に学問を学べる国を作るのが夢です」
科学殿 かがくでん  科学省の本拠地。いつも怪しげな実験又は開発をしており、よく爆発事故を起こす。その為か、官吏は皆逃げ足が異常に速い。遅くても速くなる。常に、無駄なまでに命の危険と隣り合わせの宮殿。その為か、科学殿は内宮の中でも離れた場所に作られ、周囲を巨大な生け垣と結界で囲まれている。開発技術を守る為というよりは、周囲を危険かせ守る為と言われている。
科学長のお言葉「爆発は美学。新たなる発明へのプロローグなのだよ!!」
刑吏殿 けいりでん  刑吏省の本拠地。裁判所、裁判官なども統括する。官吏は男女で半々。
刑吏長官「相手を殺さなければ自分が殺される。どうしようもない状況で起きる犯罪もある。犯罪は裁かれなければならない。でも…他者を捌くのは難しいよね……」
外交殿 がいこうでん 外務殿とも呼ばれ、外務省の本拠地。半数は外交官として飛び回っている為か、宮殿の規模の割りに人数が少ない。因みに外交官長は一年の半数が居ない為、朱詩が長官代理を兼ねている。
外交殿「他国との白熱の闘いで味わえるあの緊張感がたまらないわ!!」
財務殿 ざいむでん 財務省がある。財務棟、又は予算の根城などとも呼ばれている。年末決算時には、毎夜明かりが消えず、呻き声が聞こえるという。そのせいか、女性の官吏が少ない。 
科学省側はそうでもないが、いつも爆発を起こされ、その修理費用を捻出させられる事もあり、予算協議会では互いに火花を散らしている。

財務省官吏のお言葉「科学殿の奴等ふざけんなっ!!」
山水殿 さんすいでん  山水省の本拠地。民への仕事紹介などもする為、内宮の他に正門に近い場所にも宮殿を持つ。
山水長官「出来れば、皆が自分の望んだ仕事が出来るといいんだけど……」 女性
通信殿 つうしんでん 情報省の本拠地。国内、国外の情報の集う場所。
しかし、宮の場所は不明で、また本当にあるのかさえも不明とされている。
王と王妃を除けば、影
暗行御史のごく一部が知っている。
情報長官「ふっ……情報は神力にも優る最大の武器!戦わずして民を守る事が誇りです」
医薬殿 いやくでん  医薬省の本拠地。ここで日々医療技術の発展、薬学の研究がなされている。また、医師、薬師、医療技術者の養成及び、一般の民への研究職募集など、その門戸を開いている。医師、薬師の資格を持っている者とそうでないものが半々。
日々、医療とは何かとバトルを繰り広げているという。
医薬省官吏「医師側からと患者側からの意見のやりとりって大事だよね」
闇密殿 あんみんでん 暗行御史、海影の本拠地というよりは統括場所。しかし場所は不明であり、存在自体が隠匿されている。
長「正確な場所なんて言うわけないじゃない。バレたらアタシ達の命が危険よ」
御史長官「影に言葉はありません」

 軍事棟 ぐんじとう 幾つもの棟の建物からなっている、軍部の中枢。 幾つもの鍛錬場があり、内宮の中では一番外側に位置する。王宮や都市の警備の他、犯罪者の取り締まりを行う警察機能や貴人の警護も担当。但し、各領地には国軍とは別に、領主の軍、貴族の軍が常在している。
大将軍「ここは国の防衛の中枢。だが、その前に男が自分の肉体を磨く園でもある」
※大将軍はこの後、女性武官達に差別だと説教され反省しました(笑)
記録殿 きろくでん   書記官の本拠地と言うよりは、会議その他で記録した内容を整理し置いておく倉庫として機能している。管理人が数人いるが、基本的には筆頭書記官の管轄下にある。
筆頭書記官「会議は基本速記だからね~。会議が続くと徹夜になる事も多いよ~。全く、ボクのお肌が荒れたらどうしてくれるのさ。あ、腱鞘炎が先か。時々サカル馬鹿はいるけど、結末は…………わかるよね?」
武器庫  ぶきこ 軍部の管轄下にある建物。しかし、場所は王宮中に点在し、また王宮の外にもあるらしいが、場所は王宮仕えの者達と、王都の限られた者達だけが知っている。 
因みに、指紋、声紋、目紋、神力照合が行われ、登録している者でしか扉が開かない。
外宮 大図書庫 だいとしょこ  王宮の書物、又は情報の詰まった宝珠や石が詰まった宮。地下二階、地上三階建てとなっているが、毎年の様に増改築が行われているらしく、敷地面積が広いものの、上空から見るとかなりいびつな形をしている。王宮の北に位置する。別名、『書宝庫』。名前が言いにくく、『としょ』と呼ばれる。
図書館長「貸したら返す。これは基本じゃ。近頃良く借りられるのは、『後腐れのない離縁』じゃったのう……何々?借りては……ワシは何もみておらん、みておらんぞ!」
厨房 ちゅうぼう  本宮専用と後宮専用、来客専用として建物も三つに分かれている。特に後宮専用は王妃の計らいもあり、大根には事欠かないという。 外宮の建物内では、一番内部に近い位置にある。
調理人「もうちょっと予算があればな~。まあ、低予算の中で何を作れるかが料理人の腕の見せ所だけどな。でも、もう少し予算くれたって……」
回廊 かいろう  内宮、外宮の建物を繋ぐ通路。警備上、重要な宮に行く際には目眩ましの術がかけられており、許可無く入った者は無限に続く無限回廊を延々と歩かされる。
番人達「道は面白い。特に辻道が最高。異界に繋がりやすいし。あと、川と交わる橋もそうだね~。ふふ、気をつけた方が良いよ?この回廊だって……」
薬草苑 やくそうえん   薬用植物だけを集めた植物園。とされているが、実際には色々な草花、樹木がある。
うち、約600種類の薬草・薬木・有用植物であり、限られたものだけが入れる。
因みに、薬草館というのが外宮にあり、そこは一般の民にも開放されている。
苑長「植物採取という趣味が高じてしまいましたよ、ほっほっほっ。しかし王妃様、お願いですから勝手に大根畑を苑内に作るのはやめて下さいませ」
 雑務棟  ざつむとう 上女・男、下女・男達の本拠地。別名、『小姑養成所』。此処に回された者達は、家事洗濯など水回りの仕事がプロ級になる。
また、上女・男は接待中に、夜伽など理不尽極まりない命令をされる事もある為、独自の連絡手段を持っているとされる。
因みに、下女・男の中には、それぞれ情報収拾を秘密裏に任命されている特殊な者達がいる。選別は、下女頭・男頭に基本一任されている。情報収集の最前線とも呼ばれているが、その所以は、『トイレ』など一番気の抜ける場所の掃除も行っている為に、要人、官吏、武官、その他貴族達がポロリとこぼした情報を得やすい為と言われている。
下女頭「神だってねえ、ずっと気を張る事は難しいもんなんだよ!」
上男頭「格下と称して理不尽な命令、または性行為強要する馬鹿は何処にでもいる。なに、それも利用してやるだけだ。可愛い部下達に二度と手を出さないように、な?」
宝物殿  ほうもつでん  凪国の国宝とかが安置されているらしい。場所は不明。 
最深 後宮/華宮 こうきゅう/
かきゅう
王や妃が住まう王宮の最深部にある場所。この最奥に奥宮と呼ばれる宮がある。
因みに、華の宮と書いて華宮とも呼ばれているが、多くの妃達の宮という意味ではなく、王のただ一人の『華』たる王妃が居る場所という意味。
しかし、強欲貴族達には、いつか多くの妃達たる華が咲き乱れる場所、または美人名侍女や女官達が多くいる場所として認識されている。
王の妃を目指す女性達にとっては、ここに入る事を至上の願いとしている。
侍女長「私はただ王妃様が健やかに暮らせるように尽くすだけですわ」
女官長「近頃の悩みは、あまりにも王妃様を軽んじる新人が多い事です」
侍従長「大切なのは、いかにして王が王妃様に変態行動をしないようにするかですよ、はぁ……全く、あの人は」

 美麗宮 びれいきゅう  正妃以外の妃達、妾達の住まう宮殿。所謂、真の意味での後宮。しかし、実際には複数の妃達を娶るように煩い貴族達を黙らせる為に造っただけで、後宮として機能はしていない。代わりに王妃の遊び場として使われている。 後宮内で一番広く大きな建物。
奥宮 おくみや  後宮の最奥にある宮で、王と王妃を除けば、限られた側近のみが入れる。萩波と果竪の私室があり、基本ここで私生活を営んでいる。
特に王妃の部屋には強力な結界が張られており、侵入者があるとすぐに王や上層部に連絡が行くばかりか、口では言えない様な目にあわされる。

奥宮管理人「管理人といっても、特に何もしないな……ああ、暴走した王を止めるのにかり出されるぐらいか――因みに私は女だ」
友宮 ゆうきゅう 上層部が私的に使う宮。主に談笑や憩いの場の一つとして使用されているらしいが、それ以外は謎。別名『極悪鬼畜魔殿』。凡神が入ると死ぬか性格と世界観が変わってしまうと言われている。
因みに、お菓子とお茶は持参との事。節約料理が流行っている。

一応、宮殿と銘打っているが、豪華な調度品は一切無く、廃材などを使って作った自作の家具類、使い古しを引き取り修理したものがあるのみ。
友宮管理人「え?仕事内容?仲間の破壊活動の後始末?ああ、因みに科学省は修理作業、リサイクルとかも推進してるから……財務省は……」
中庭  なかにわ あちこちに作られている庭園。森にしか見えない場所もあれば、巨大な池がある場所、花畑な場所など色々な作りの庭園が存在している。
 とう 王宮に幾つか存在している。使用方法は不明。
独身寮(男、女) どくしんりょう 男女別、上層部又は高官とそれ以外で幾つかの建物に分かれている。
因みに上層部が別棟なのは、単純に極悪非道揃いで部下達が泣いて拒んだ為。
よく王妃が勝手に遊びに来る為、独身寮(男)の管理人の管理能力が問われているという。後宮を挟んで右手にある。
管理人(男)「管理能力って……俺には王妃様を止めるなんて無理だ!!」
管理人(女)「不埒な男は門前払いです」

夫婦、家族寮 ふうふ、
かぞくりょう
 夫婦や家庭を持つ王宮仕えの為の寮。後宮を挟んで左手にある。
管理人「家族は大事だよ」
位置関係
(矢印が多いほど離れてます)
最深側 奥宮→後宮→友宮→→独身寮(上層部又は高官)→→→独身寮・夫婦、家族寮 外来宮側
外来宮 薬草館 やくそうかん 正門の左手にある。民達に正確な薬草の効果を知って貰う為に作られた。薬草を使用した食事やお茶がふるまわれたり、薬草グッズなどが売られている。
科学館 かがくかん  正門の左手にある。科学省で開発した試作品などが展示してある。子供達にとっては楽しいが、大人達にとっては自分の開発を自慢したい科学省の官吏に捕まる恐怖の場となっている。
応接館 おうせつかん 自国の貴族達が集う場所。所謂、趣味活動の場や話し合いの場として使われる。
王の妻の地位を狙う貴族の姫君、豪商の令嬢達のたまり場ともなっている。
建物自体は五階建てで、美しく整えられた中庭や大きな池などがある。
因みに、官吏でない者は貴族とはいえ、外来宮までしか立ち入りが出来ない。
には、外中
技術館  ぎじゅつかん 正門の左手にあり、科学館の隣に位置する。老若男女関係なく、技術者を目指す者達に技術を叩き込む場。一種の学校。情報共有の場でもある。
鍛錬場 たんれんじょう  民達専用の武器や武術専用の鍛錬場と、神力の鍛錬場がある。
仕事帰りに訪れる民達も多い。その裏には、自分の身は自分で守る、一家や街を守るという精神が生かされているものと思われる。因みに、ただで使用可能な上、終わりには軽食なども出されたり、王宮の武官達との交流の場として人気が高い。
学問所 がくもんじょ  王都にある学校とは違い、無料。しかし、基本は読み書きと算数だけで、他は手が開いている官吏や、迎賓館を訪れる貴族などが教師の替わりをする事があるが毎日ではない。自習の場所として活用されている。因みに、王都の学校は国からの援助が出ており、一定の年齢までは無料となっている。
もん  正門、の他に、裏門、東門、西門、北門がある。しかし、正門以外は普段結界により隠されており、内外共に見つける事は困難である。
また、正門には上層部の二人が門番として立ち、日々不審者を排除している。

門番「不審者?追い返すよ。それでもしつこいのは
、ねえ?

 王宮の略図
●薄紫色の部分ですが、これは省略を表わしています。
●薄紫色の部分――ここには儀典に関する建物、また各蔵、その他の
宮殿が建っています。
因みに、外来宮と一番手前の外宮までの距離は三㎞離れています。
●図では、外宮は内宮の左右に二つしかありませんが、描けなかった
だけで、実は薄紫色の部分と茶色の壁の間――内宮の正面にも
外宮が存在しています。(時間がある時に修正します)
 
 王宮の全体略図 
   
 後宮略図
●紫色の区域~宴、重要な儀式を行う場所である。
●水色の区域~奥宮に関係する機関
●灰色の区域~後宮に住まう者達の生活関係に関わる機関(厨房など)
●美麗宮~正妃以外の妃達、妾達が住まう場所。後宮内で一番広く、沢山の部屋がある。
 


■地方について■
地方は、大きく分けて東西南北の4大州に分かれており、そこから更にそれぞれ8つの州に分かれている。
中央を除いて全部で32州存在している。

国→四大州→各州→州都→街→村→集落の順に小さくなっていく。

領主(りょうしゅ)
州の統治者。


州名  領主  所属  その他   
         
         
         







coming soon……



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